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(上)灯油の泡化バーナー。実用化すれば高効率、省エネの燃焼装置となる。
(左)バーナー試験用のボイラーの前で説明しているスタッフ。開発はまだこれからだという。 |
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| 灯油と空気を送り込むスタッフ。バルブをひねると工場は緊張感に包まれる。 |
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| 開発したバーナーは、横向きなど従来では難しかった角度で炎を形成することが出来る。 |
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ノーステクノリサーチは、素材の分析や検査を得意とし多くの需要に対応していますが、いま、すぐれた工業製品の開発企業としての道を開きつつあります。そのイメージリーダーとなるのが、灯油など液体燃料の気泡分散燃焼システムの実用化です。一口にいえば、灯油を泡に変換して燃焼効率を高める、といった技術開発です。
従来のポット式ストーブを思い浮かべてください。あらゆる燃料は空気がなければ燃焼しませんから、ポット式ストーブの場合、強制的に空気を送り込み、灯油の表面を燃やす構造になっています。これに対し、ノーステクノリサーチが開発している燃焼システムは、特殊な多孔体を用い、灯油の薄膜で空気を包んで燃焼させるという方式です。燃料の蒸気と空気の混合バランスが、ほぼ燃料ガスと同じとなり、着火しやすく、燃焼効率も向上。
まさに新世紀の燃焼システムといえますが、ヒントは室蘭ならではの製鉄工程にありました。製鋼精錬過程でフォーミング(泡だち)現象があり、それが冶金反応を高めます。そうした反応速度を研究、応用して、灯油の泡化に成功したのです。鉄綱技術は、未来のエネルギー事業を変えるイノベーションを巻き起こそうとしています。
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