eものづくりのまち
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(上)圧延システムの開発。自分で作ったシステムで工場が動く喜びがあるといいます。

(左)自動車や産業用重機などのシャフト部品の表面疵を自動検査。これもレーザーにより検査する。
数々の製品が世界展開されている。社内からは年間70〜80件近くの開発申請がある。
社員のほとんどが技術者として、また開発者として貢献。
 新日本製鐵室蘭製鐵所の設備部門で設計、エンジ、整備にかかわっていたスタッフは、製鐵のノウハウを知り尽くしており、そうした経験をもとに、当時求めていた技術を次々に開発しています。原点は、かつて製鐵の現場にいた自分たちがほしかったものを商品化すること。そうしたエンドユーザーとしてのこだわりがnCSの開発スピリットです。
 その情熱と技術力の一端は、現在開発中(H15年、H16年度案件)である長尺素材の形状計測計に見ることができます。nCSではレールやH型鋼など、大型素材向け品質測定器の開発を続けています。鋳型から上がってきた鉄やアルミなどの半製品をチェックする装置ですが、従来の接写式測定法には無理があります。こうした半製品は高温を発していますし、大きな素材は点ではなく、面全体の測定が重要となるからです。
 2〜3メートルの距離から大型素材をレーザーにより計測し、くぼみ、ゆがみなどを1/100mmの誤差で検出する測定器は世界にも類がありません。半製品の段階でミスがチェックできれば再圧延(再加工)が迅速に進み、製造コストを抑えることがでます。大きな素材こそ精度が必要・・・。そこにも、ユーザー系メーカー・nCSの心意気を感じます。

 


   子供のころ、真空管ラジオを組み立て、そこから音が流れてきたときの感よろこび、失敗したときの悔しさ。そうした感動の機微を当社の社員は大切にしていると思います。
 技術の分野は奥深く、いろんな分野にチャレンジできるのもそのためです。例を上げますと、製鐵の技術は紙にも応用できます。溶かす、固める、伸ばす、切ると、その工程は一緒です。だから、当社では、紙梱包の折り目検査装置やダンボール製品検査装置なども開発しているわけです。でも、技術はそこにあるのではなく、人から生まれるもの。当社は技術力をうたう前に、何よりも人間力を基本にすえています。


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